「車 購入」  ナバホ体験記

ナバホに通い始めた最初の頃は、いつもレンタカーで行動していた。しかしレンタカーの値段は結構高い。安いところでも、保険込みで一ヶ月1000ドル近くかかってしまう。そこで中古車を購入することにした。

ナバホの友人が、保留地外で一番近い大都市(ニューメキシコ州アルバカーキ)に連れて行ってくれた。

まずは中古車ディーラーを5ー6件回って年代や車種ごとの相場を研究。それから白人の住宅街をくまなく探す。車を購入する一番てっとり早い方法は個人から購入することだと彼女は言った。

「どんな車が欲しいのか詳しく話してごらんよ」と彼女が言うので、「色は白。ジープ。割と小さ目の車で、出来れば日本車。2000ドル以下なら即金で買えるんだけどね」と答えた。

すると彼女が「あなたが望んでいるのは、例えばあんな車?」とある方向を指差した。ハンバーガーショップの駐車場に、まさに私が思い描いていたようなジープがある!! 窓には「FOR SALE」の文字。

白の87年もののISUZU。トゥルーパーⅡ(ジープ)。

見た瞬間、「コレダ!!」と思った。オーナーに電話をすると、5分ほどで会いに来てくれた。売値は2500ドルだったのだけど、交渉して2000ドルにまけてもらうことにも成功。あっけないほど簡単に車が見付かり、しかもすべて希望通り。ツイテル!! 持つべき物は友である。

アメリカで車を購入したのは、この時が生まれて初めてのことだったが、手続きは以外に簡単だった。DMV(陸運局のような所)へ行き、タイトル(車検証)のオーナー変更手続きを済ませ、保険会社に寄って、自賠責保険の手続きをする。これで完了。

帰り道、アルバカーキから保留地までの道のりを運転する間、私は心の中でスキップ状態だった。

わたしの新しいパートナー、トゥルーパーⅡちゃん、これから私の良き相棒になってください。