「ナバホ・コード・トーカー」という言葉を聞いた事があるだろうか?
恥ずかしながら私は、ナバホの人から教えてもらうまで、こんな歴史があったことを知らなかった。
第二次世界大戦の最中、日本軍は常に米軍の暗号通信の解読に成功し、米軍の進行を著しく遅らせていた。
そこで米海軍が目を付けたのが、ネイティヴ・アメリカン、ナバホ族の言葉だった。
1942年、海兵隊は数百名のナバホ兵を召集し、ナバホ語をベースに暗号を作成し、訓練を行った。 日本軍は最後までこのナバホ語の暗号を解読することが出来なかった。 この暗号部隊は 「ナバホ・コード・トーカー」 と呼ばれている。
ナバホ語は長い間文字を持たず、口頭によって受け継がれてきた。 活字化されたのは1920年代だと言われている。白人の語学研究者が便宜上、発音に忠実に活字化をした。 この活字化はナバホ語を勉強する外国人の為に作られたという意味合いが強い。 最近では部族会議の報告書はナバホ語で行われるようになったとは言え、ナバホ語が母国語だが書くことは出来ないという人の割合は極めて高い。
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先日、モニュメントバレーで「ナバホ・コード・トーカー」の記念式典が行われた。 ビデオコーディネーターの友人と新聞記者の友人に、同行させてもらった。
ナバホの人々は「ナバホ・コード・トーカー」の活躍を本当に誇らしく思っている。
