人間の能力  ナバホ体験記

ナバホ父がこんなことを話していた。

人間の脳は宇宙の広さに匹敵するほどの能力を秘めているが、実際に使われているのはほんの僅かな部分のみだ。

脳には制限がないのだから、何歳になっても学ぶ姿勢を崩してはいけない。

スピリットワールドに戻る最後の瞬間まで、人間は学び続けなければならない。そうやって努力したこと、経験したこと、学んだことは魂に記憶されるので、次の人生でも活用することができる。人生の中で、無駄なことは一つもない。

Everything is good for your spirit, whenever you enjoy and try hard.

現代は文明が進んで暮らしやすい世の中になったといわれているが、実のところ、ずっと以前にこの地球で暮らしていた人間には現代の人間よりももっと優れた能力があった。

自然と共存して暮らしていた頃の人々は、動物のことも植物のことも知り尽くしていた。祈りの方法も熟知していた。ナバホの神話に登場する双子の男の子達は、物理的に離れていてもお互いにテレパシーを使って意思疎通が図れていた。 そういった知恵や知識、第六感などは、文明の進歩とともに薄れてしまってはいるが、決してなくなってしまっている訳ではない。DNAにしっかりと刻み込まれているからだ。思い出すことさえできれば、現代の人間達が古代の人々のように暮らすことだって可能なんだ、と。