稲妻とツノトカゲの話 ナバホ体験記

ナバホ神話の中に、稲妻とツノトカゲの物語がある。

ある日、稲妻はツノトカゲが歩いている姿を見た。稲妻はその場所を自分の縄張りだと思っていたので、怒ってツノトカゲにこういった。

「おい、ここは俺の土地なんだ。ここからすぐに出て行け」

ツノトカゲは次の日に話し合いをすることを提案し、その場を去る。

翌日、同じ場所にツノトカゲは鎧を着て出かけていった。

稲妻はツノトカゲがその場所を立ち退かないので、怒ってツノトカゲに稲妻を落とした。しかしその稲妻は、ツノトカゲの着ている鎧によって跳ね返された。

ツノトカゲは稲妻にこういった。

「この鎧は君の成分と同じもので構成されている。僕たちはみんな、同じ成分で構成されているんだ。だから僕たちは互いを傷つけ合ったりなどしてはいけないし、できないようになっている」

「それに、土地は僕たちみんながGreat Spiritから借りているだけなんだ。僕たちは誰も、借りている土地を所有することはできないんだよ」と。

この物語は、土地問題で紛争している両者に語られる。